<韓国初女性大統領・朴槿恵が歩んできた道>(下)刃物で顔を切りつけられても(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.21 16:36
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2006年、当時ハンナラ党代表だった朴槿恵(パク・クネ)氏が地方選挙の支援遊説の途中で顔を刃物で切りつけられ、手術を受けている様子(写真=中央フォト)。
<6>06年の新村テロ
06年5月31日の地方選挙を控え、ハンナラ党代表として東奔西走した朴槿恵(パク・クネ)は5月20日午後7時20分、ソウル新村の現代百貨店前に到着した。 朴槿恵が呉世勲(オ・セフン)ソウル市長候補の支援遊説のため演説車両に上がろうとした瞬間、突然現れた男の手が朴槿恵の顔をかすめた。 朴槿恵は右頬を両手で覆い、苦痛の表情を見せた。 テロ犯チ・チュンホがカッターの刃で朴槿恵の顔を10センチ以上も切りつけたのだ。 傷口が開いて中が見えるほど傷は深かった。