正恩氏、トランプ氏を招待…トランプ氏「5月中に会う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.09 11:02
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長がドナルド・トランプ米国大統領の訪朝を要請した。「核・ミサイル試験を中断する」という意思も明らかにした。
8日(現地時間)、トランプ氏と面会して正恩氏の親書を手渡した鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長は、この日のホワイトハウスでの記者会見でこのように明らかにした。鄭氏によると、トランプ氏は正恩氏の招待に対して「恒久的な非核化のために5月中に会う」と述べた。また「過去の失敗を繰り返さない」とし「外交的アプローチに対して肯定的に考える」という立場を明らかにした。「韓国と米国はこれに関連して協力していく」とも述べた。
鄭氏は北朝鮮の破格の提案を「国際社会の圧迫とトランプ氏のリーダーシップ、国際共助に従ったもの」と評価した。鄭氏の記者会見後、ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース報道官は論評を通じて「トランプ大統領が正恩氏の提案を受諾した」とし「場所と時間を決めて(会談が)開かれる」と発表した。サンダース氏は「我々は北朝鮮の非核化を期待している」としつつも「それまではすべての制裁および最大限の圧迫は維持されるべきだ」と強調した。続いて「トランプ大統領は文在寅(ムン・ジェイン)大統領と韓国代表団の素晴らしい言葉に深く感謝している」と明らかにした。