文大統領「成果あってこそ南北首脳会談」…米の対北朝鮮圧力を考慮したメッセージ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.11 09:04
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日、新年記者会見で「南北関係の改善と北核問題に必要であれば、首脳会談をはじめとしていかなる出会いも開かれている」と話した。その一方で「会談のための会談が目標になることはできない」「条件が(先に)作られなければならない」「一定の成果が担保されなければならない」など3つの条件を付けた。直ちに統一を望まないとも述べた。南北関係の改善を加速化しようとする北朝鮮との南北対話が対北朝鮮圧力局面に支障を与えてはならないという米国を考慮したメッセージだった。
執権2年目に入った文大統領がこの日に提示した対北朝鮮基調の大きな方向は「南北関係の改善と北核解決の並行」だった。「北核問題が解決されてこそ南北関係が改善され、南北関係が改善されれば北核問題の解決に役立つだろう」「2つの枠組みの対話努力が互いに好循環になるだろう」などの期待感を示した。