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【コラム】心が癒される韓国の「行きつけの店」文化

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.03 14:09
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今回の旧正月連休の時、ソウルで一人で過ごしている間、とても居心地よく魅力的な韓国文化の一つを発見した。それは「行きつけの店」文化だ。旧正月の当日は友達の家に招待され、韓国の伝統的な食べ物を味わった。一人で過ごすしかなかった残りの日は、料理人のチョン・イルチャンさんが運営している小さなお店を何回か訪れた。チョンさんが食べ物を準備する間、バーのテーブルに一人で座って彼と色々な話を交わした。ここがなかったら寂しい連休になっただろうという気がした。改めて韓国の行きつけの店文化がどれほど魅力的で、心を癒してくれるものなのかに気付いた。特に、私のように韓国に住んでいる外国人にとっては、言葉では表せないほど大切だ。英語では「私はこの食堂の常連だ(I’m a regular at that restaurant)」のように「常連」という言葉はあっても、「行きつけの店」に当たる言葉はない。ある店を頻繁に訪れているうちに従業員と仲良くなることもでき、運が良ければ主人やシェフとも知り合いになることができる。しかし、行きつけの店という言葉はこのような関係より、もっと親密で胸に響くものだ。韓国の一般的な行きつけの店には主人・シェフ・従業員を兼ねるおばあさん1人がいつも客を待っている。お客さんがただ「2人前ください」としか言わなくてもおばあさんはお客さんが何を注文したいかをすぐに分かる。ほとんどの韓国人の友達は行きつけの店を誇らしく思っている。喜んで私を連れていって思い出のある食べ物を一緒に食べる。また、他の友達は秘密でもあるかのように行きつけの店に関する情報を隠す。たまたま連れていった友達には「ここがソウルで最高においしい店だが、私だけが知っている。誰でも連れてくる店ではない」と話す。

実際、行きつけの店が与えるこのような親密さこそ、韓国に来た外国人にとって非常に大切だ。韓国に来たばかりの外国人は、たいてい韓国語も下手で、友達もおらず一人で過ごすのが普通だ。寂しい時期に自身と付き合ってくれるだけでなく、下手な韓国語も理解して常に笑顔で近況を聞いてくれる主人がいる町の小さな店は心を癒してくれる。特に、友達もみんなどこかに行ってしまう旧正月や連休の時、このような行きつけの店は、私を喜んで迎え、おいしい食べ物でお腹を満たし、たまにはおまけも出してくれるだけでなく、優しい言葉で友達になってくれる。慣れないところで適応していく外国人にとって頼りになる居心地のよい場所だ。いつか韓国での思い出を振りかえることになれば、行きつけの店で出会った人々や食べ物が思い出すだろう。行きつけの店文化こそ、韓国の隠された魅力だ。

 
マーク・テト/米国人、JTBCのトークバラエティ番組『非頂上会談』出演者

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