日帝強制占領期間に作られた大ソウ教独立軍の『愛国歌』見つかる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.15 10:28
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独立活動家の金承学先生が所蔵していた新たな『愛国歌』記録紙が公開された。(写真=韓国学中央研究院)
日帝時代の独立軍が歌ったと推定される愛国歌が発掘された。「東海(トンへ、日本名・日本海)の水が乾き果て、白頭山(ペクトゥサン)が磨り減る時まで」で始まる今日の愛国歌とは異なる歌詞だ。韓国学中央研究院(韓中研)は独立活動家である希山・金承学(キム・スンハク)先生(1881~1964)が所蔵していた『愛局歌』歌詞の記録紙を14日、公開した。
A4用紙半分サイズの半紙に書かれたこの愛国歌は、現在の『愛国歌』と同じように4小節と繰り返し部分で構成されている。1節「白頭山下三千団部一カ所に集まりハンベ様が建国されたわが国万歳」、2節「高くて丸い白頭山はわが民族の気像(=気性)で、美しく深い天地物はわが民族精神」、3節「ウラル山から対馬まで水陸数万里わが先祖が楽しまれた安息の場」などの歌詞だ。特に4節の「この気像とこの精神をすべて合わせ苦しくとも楽しくとも国を愛そう」と、繰り返しの部分である「無窮花の美しい錦繍江山 韓民族韓民国を長く保全せよ」は今日の愛国歌と似ている。