韓経:韓国、改革不振で製造業の労働生産性6年ぶり最低
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.23 11:31
韓国内の製造業の労働生産性が、6年ぶりに最低値に落ちた。労働市場の改革が遅い上に、限界企業の構造調整が振るわないことが最も大きな要因として作用した。労働生産性が下がるということは、それだけ経済基礎体力が低下しているという意味であり、潜在成長率の持続的な下落につながるという憂慮が出てくる。
22日、統計庁によれば昨年1-9月期の製造業の労働生産性指数は96.7で、前年の同期間(99.4)より2.7ポイント減少した。年間で見てみると昨年の製造業の労働生産性指数はグローバル金融危機の影響を受けた2009年(90.8)以降6年ぶりの最低値を記録したと推定される。