韓日経済協会は１３日から２日間、ソウルで「第４７回韓日経済人会議」を開催し、行事翌日の１４日には両国経済人による共同声明を採択したと明らかにした。

この共同声明を通じて、韓日両国の経済人は持続可能でバランスの取れた強力なアジア太平洋時代を実現し、名実共に２１世紀をアジアの世紀にしていくために緊密に協力していくことを確認した。

共同声明には▼韓国の創造経済実現のための韓日協力▼環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）等の多者間広域ＦＴＡの支持▼第３国への共同進出の拡大と未来成長分野での協力▼金融部門での政策共助と通信分野での協力拡大▼青少年の交流や大学生の企業インターンシップ研修▼韓日次世代経営者交流の充実とさらなる拡大▼２０１８年平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック（五輪）、２０２０年東京オリンピック・パラリンピックのための相互協力▼草の根レベルの文化交流促進▼未来５０年を担う若者たちが未来志向的で夢をもち、元気に働ける環境づくり▼高齢者が安心して幸せに生活できる環境づくり－－など具体的協力内容が盛り込まれている。

この他、両国経済人は天候・自然災害・テロ・サイバー攻撃情報共有などの分野でも緊密に協力していくことで合意した。