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【コラム】“文の国”が生きていく方法=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 14:33
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武侠誌をこっそりと読んで先生の一撃を食らった人たちは知っている。重い生活が想像力の空間ではどのように軽く浮上するかを。肉体をむずむずさせながら夢を育んでいた青少年時代を支えてくれた力は、担任先生の一斉掃討戦で取り上げられた不穏の書籍だった。成長痛と未知の好奇心を満たしてくれた英雄的ファンタジー、儒教的訓話の公敵だった伝奇的想像力の火種が改めて思い出されるのは、中国が見せた世界的な宇宙ショーのためだ。

35歳の女性宇宙飛行士の王亜平が340キロの上空で行った水滴実験は特別なものではないかもしれない。それよりも、中国の青少年6000万人を一斉にファンタジー空間に引き込み、そこに未来科学強国を建設する青少年の夢を予約したということに注目したい。夢とファンタジーは科学を育てる生長ホルモンだ。不穏な夢と空想的ファンタジーがともに文学の領域なら、文学は科学を孵化させるインキュベーターであるはずだ。“修辞学の大国”中国はこうした脈絡を正確に把握していた。科学は文学から出発するという事実のことだ。米国はスペースシャトルをそのまま「発見(ディスカバリー)」と命名したが、中国は「神舟」と呼び、宇宙基地を「天宮」と名付けた。“神妙な飛行船”が着くところが“空の宮殿”という意味だが、中国人はそこに上帝が暮らしていると信じる。上帝を謁見しにいく飛行船に王亜平が搭乗し、彼女が見せた水滴の奇妙な変形から上帝の手を感じただろう。神舟に乗って上帝に会いに行くという、この途方もない文学的想像力を実現する手段が科学だ。

 
世の中を変えた宗教改革もこうした想像力で起きた。人並み外れて懐疑心が強かったマルティン・ルターは鐘塔の小部屋で問い続けた。神はどこにいるのか。ある日、啓示がきた。免罪符を買うための賽銭の音ではなく、信念と聖書の中に神は存在していることを悟った。「神への旅行」を自分に来る「神の旅行」にこっそり変えたこの文学的想像力は、中世欧州を近代に開びゃくさせた原動力だった。王亜平の実験が6000万人の中国青少年に「上帝の実存」を見せたとすれば、それは中国科学の開びゃくをもたらすだろう。神舟に乗って天宮に行き、上帝に会うというこの中国的な宇宙シナリオの背景に流れる文学の力はとてつもないということだ。


【コラム】“文の国”が生きていく方法=韓国(2)

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