最後に残った城東造船までが法定管理に…統営の涙=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.09 10:54
8日午後、慶尚南道統営(トンヨン)にある城東造船海洋。本館の建物の出入口はすべて鍵がかけられていた。本館前の道路を通るは車はほとんどなかった。工場にも職員は見えず、クレーンなど各種設備だけがぽつんとあった。あたり一帯が静寂に包まれていた。
道路沿いには「城東造船の清算は地震より恐ろしい」「城東造船は必ず生かすべき」などと書かれた横断幕が風ではためいていた。正門の前で20分間ほど待ってようやく会った職員は記者の質問を手を振って拒否し、急いで去っていった。会社関係者は中央日報との電話で「『法定管理』が再生のためなのか、清算に進むためなのか、その背景が分からず心配している」とし「職員も法定管理で賃金や退職金に影響があるのではないかと心配していて落ち着かない雰囲気」と伝えた。