韓中関係が「全面的」解氷…「各種交流協力の早期正常化に最善尽くす」(1)

韓中関係が「全面的」解氷…「各種交流協力の早期正常化に最善尽くす」(1)

2017年11月14日09時22分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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文在寅大統領が13日午後、ASEAN首脳会議が開催されるフィリピン・マニラのホテルで、中国の李克強首相と会談場の前で対話している。(青瓦台写真記者団)
  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の李克強首相が13日の会談で、「韓中関係発展の重要性に共感し、各種交流協力が早く正常軌道に戻るよう最善を尽くす」という意見で一致した。

  東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議出席のためにフィリピン・マニラを訪問中の文大統領はこの日午後8時48分(現地時間)、ソフィテルホテルで李首相に会い、「THAAD(高高度防衛ミサイル)問題で低迷した韓中関係のため韓国の多くの企業が厳しい状況を迎えた」とし「韓国企業のこうした問題が解消され、両国間の経済・文化・観光交流が活性化するよう、李首相の関心と協力を要請する」と述べた。

  文大統領は、投資活性化のための経済分野高官級協議体の再開、韓国企業に対するバッテリー補助金除外の撤回、韓国産製品に対する反ダンピング輸入規制の撤回など、具体的な項目まで羅列した。文大統領の要求は韓国ウォン・中国人民元直接取引市場の発展と金融協力、粒子状物質の対応にまで拡大した。

  李首相は「中韓関係の発展により一部の具体的で敏感な問題を避けるのは難しいが、中韓間の実質協力の見通しはとても明るい」とし「両国は相互補完性が強く、中韓関係の未来は自信を持つことができる」と答えた。また「新しい地平が開かれるだろう」という発言もした。

  文大統領は11日に習近平国家主席と首脳会談を行い、その2日後に中国権力序列2位の李首相と会談をした。11日の文大統領と習主席の首脳会談で「(韓中関係の)新しい出発であり良いスタート」という表現を通じてTHAADによる関係悪化の「終結」を知らせただけに、前向きな結果が予想されていた。

  実際、文大統領はこの日の冒頭発言で「中国の古典で『花一輪が咲いただけではまだ春ではない。すべての花が共に咲いてこそ本当の春』という言葉を見たことがある」とし「首相との会談が多様な実質協議の多様な花を咲かせられるように肥沃な土壌をつくる契機になることを希望する」と述べた。これに対し李首相は宋の詩人・蘇東坡の詩を引用し「『春がくれば川の水がまず温かくなり、川にいるカモが暖かい春を感じることができる』という言葉がある」と答えた。事実上、経済全分野のTHAAD葛藤を終えるということだ。

  この日、THAADへの直接的な言及はなかった。その代わり文大統領が「『駆け足進展のための一歩後退』という言葉があるように、その間の残念な点を機会に転換して互いに知恵を合わせれば、両国間の戦略的協力パートナーシップ関係を早期に実質的に発展させられると確信する」と述べた。李首相も「双方は『敏感な問題』を段階的に処理するために積極的な進展を成し遂げた」と評価した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は、「THAAD報復の撤回と見てもよいのか」という質問に対し、「解釈は付け加えない。会談内容自体を見てほしい」と答えた。

  この日も中国はTHAAD配備後に加えた経済報復に対する政府レベルの謝罪をしなかった。青瓦台関係者は「中国政府は『報復措置を取ったことはない』という立場を固守していて、謝罪は容易でない問題」とし「ただ、謝罪がなくても社会主義国家の中国で最高指導部が『全面関係改善』のジェスチャーを見せたこと自体が経済報復解除の信号と同じ」と話した。

  文大統領は来月、中国を訪問し、習主席と首脳会談を行う。文大統領は予定時間(30分)を23分も過ぎた李首相との会談の最後に「話したいことはまだ多く残っているが、来月の首脳会談で十分に議論しよう」と述べ、今後さらに具体的な議論を続ける考えを表した。
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