245発を迎撃したイスラエルの「アイアンドーム」…韓国と比較すると
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.19 14:19
イスラエルの人口のおよそ半分(約350万人)が暮らしているテルアビフに17日(現地時間)、サイレンの音が響いた。 パレスチナ・ガザ地区から発射されたミサイルが飛んできているため緊急避難しろという警報だった。 サイレンが響いてから90秒も経たないうちに、約100メートル上空から閃光とともに轟音が聞こえた。 イスラエルの「アイアンドーム(Iron Dome)」から発射された迎撃用ミサイルが、ガザ地区から飛んできたイラン製のファジル5ミサイルに命中したのだ。
この場面はイスラエルチャンネル10TVで放送された。 避難していた市民は安堵のため息をつき、歓呼した。 テルアビフにアイアンドーム砲台が設置されたのは、迎撃が行われるわずか数時間前だった。
このように5-70キロの短距離ミサイルやロケットを空中迎撃するシステムのイスラエルのアイアンドームが、恐るべき威力を発揮している。 イスラエルは14日、ガザ地区を実質的に統治しているハマスとの交戦が始まって以来、アイアンドームの迎撃成功率が90%に達したと主張した。 CNNによると、17日までにガザ地区から発射されたロケット・ミサイルは737発。 このうち492発がイスラエル地域に落ち、245発は迎撃された。 アイアンドームはテルアビフのような人口集中地域や敏感な軍事施設に向かうロケットを主要迎撃対象とする。