韓経:韓米、合同演習をめぐり温度差…南北首脳会談の変数になる可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.09 10:38
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で延期された韓米合同演習をめぐって韓国と米国の間に微妙な温度差が察知されているという見方が出ている。米国では韓米演習の規模を縮小しないだろうという報道が続いている一方で、韓国では韓米演習の規模を縮小する必要があるという声が出ている。国防部は冗談の意味だと釈明したが、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官が米太平洋艦隊司令官に韓米演習に戦略資産が来なくてもかまわないと話した。来月再開される韓米合同演習は「韓半島(朝鮮半島)の非核化問題を議論するために米国と虚心坦懐に話し合う用意がある」と明らかにした金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長の「真正性」が問われる初めての試験台になるだろうという分析がある。
◆「来月1日に合同演習開始」
米NBCとCNNなどは7日(現地時間)、複数の米国防総省関係者の発言を引用して「韓米軍事当局が平昌五輪のために先送りしたフォールイーグルを31日(韓国時間4月1日)に大規模で再開することで合意した」と報じた。フォールイーグルは韓米軍が兵力と装備を動員して動く野外起動演習で、31日から5月まで行われる。キー・リゾルブはコンピュータシミュレーション中心の指揮所演習で4月中旬から4月末まで続くとNBCなどは伝えた。