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日本人料理人が金正恩に振る舞った料理、禁輸品目に該当

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.28 17:41
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先月、北朝鮮を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に会った金正日(キム・ジョンイル)の元専属料理人、藤本健二氏。藤本氏は本マグロを持ち込んで寿司を振る舞ったという。ところがこの本マグロは、日本が定めた禁輸品目に該当し、問題になっていると、JTBCが報じた。

先月21日から2週間、平壌(ピョンヤン)を訪問した藤本健二氏。藤本氏は久しぶりに金正恩第1書記に寿司を振る舞おうとして、本マグロを持って平壌へ行った。ある外交消息筋は「藤本氏がぜいたく品に該当する大トロを金正恩第1書記に振る舞って問題になっている」と説明した。日本の税関は藤本氏の実名を知らず、特別物品検査なしに通過させたと釈明したという。

 
日本は06年の北朝鮮の最初の核実験の後、対北朝鮮制裁措置として高価な本マグロ、キャビア、牛肉、自動車、カメラなどを輸出規制品目に含めた。藤本氏は北朝鮮で働いていた当時も、時々、日本に来て本マグロを買って帰った。北朝鮮では本マグロが捕れないからだ。美食家の金正日総書記は刺し身と寿司で本マグロを楽しんだ。

北朝鮮の外交官はこうした金正日総書記の食道楽のために、イラン産のキャビア、デンマークの豚肉、チェコの生ビール、仏ブルゴーニュワインなどを購入するのが重要な業務だったという。

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