BBKキム・ギョンジュン特別捜査チームに検事7人投入
ソウル中央地検キム・ホンイル3次長検事は6日「キム・ギョンジュン(BBK投資諮問前代表)氏の関連捜査のための特別捜査チームを構成した」と発表した。「大統領選挙を40日ほど後にした状況で、最大限、迅速で徹底的に真相を究明するのが緊要だという判断により、別途の捜査チームを作った」と説明した。
捜査チームはチェ・ジェジョン特殊1部長(チーム長)、特殊1部検事2人、金融租税調査1部検事2人、先端犯罪捜査部と刑事部の検事2人を含む計7人が構成された。特殊1部は7~8月、李明博(イ・ミョンバク)ハンナラ党大統領選挙候補と関連し告訴・告発事件を処理した。金融租税調査1部はキム氏の株価操作、横領事件を捜査してきた。
キム次長検事は主要捜査対象を▽キム氏の証券取引法違反、横領、私文書偽造の疑い▽キム氏に対する(株)ダースの詐欺告訴事件▽李候補の(株)ダース持分他人名義保有疑惑▽大統合民主新党の李候補に対する告発事件――だと明らかにした。キム氏は2001年、オプショナルベンチャーズコリアの株価を操作した後、会社資金384億ウォンを横領した疑いがもたれている。(株)ダースの告訴事件とは、キム氏が190億ウォンの投資を受けた後で140億ウォンを返していないという内容、大統合民主新党の告発事件とは李候補がキム氏の株価操作に介入したという主張だ。