俳優で歌手のパク・ユチョンさん（３４）が自身を性暴行容疑で告訴した女性Ａさんから１億ウォン（約９８５万円）規模の損害賠償訴訟を起こされた。

１８日、法曹界によれば、Ａさんは損害賠償請求訴訟を起こしてパク・ユチョンさんが所有する三成洞（サムソンドン）オフィステルに１億ウォン仮差押さえを申請したとＹＴＮＳｔａｒが報じた。このオフィステルは複層型専用１８２．２平方メートル（約５５坪）で、今月１２日、裁判所の仮差押え決定が下された。

Ａさんは２０１６年１２月１６日にパク・ユチョンさんを性暴行容疑で告訴した女性の１人だ。その後Ａさんはパク・ユチョンさんから誣告罪（虚偽告訴罪）で訴えられて裁判を受け、現在も関連訴訟がまだ終わっていない状態だ。

Ａさん側はＹＴＮＳｔａｒの取材に対して「Ａさんはパク・ユチョンの自発的な反省と謝罪を待つために民事訴訟を最大限遅らせた」とし「しかし、謝罪のジェスチャーが一切ないため訴訟を進めることになった」と明らかにしたと伝えられた。

一方、パク・ユチョンさんは２０１６年６月に性暴行容疑で訴えられた後、２０１７年３月に無嫌疑処分を受けた。当時、パク・ユチョンさんは「（性暴行）容疑が認めらた場合には芸能界から引退する」と話していたが、２０１７年に強姦など４件の告訴事件に関連してすべて無嫌疑処分を受けた。

パク・ユチョンさんは先月２７日、初のソロアルバム『Ｓｌｏｗ　Ｄａｎｃｅ』を出し、ファンミーティングやコンサートを開くなどして活動を再開していた。