習近平の“魅力攻勢”…「価値上がった韓国、6カ国協議の主導を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.07 09:53
習近平・中国国家主席は、訪韓期間中に「魅力攻勢(charm offensive)」に尽力した。朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談で一歩前進した北核に関する言及、経済分野での成果、ソウル大学特講での李舜臣(イ・スンシン)、金九(キム・グ)、尹奉吉(ユン・ボンギル)礼賛、同行した彭麗媛夫人のソフト外交、そしてパンダという贈り物…。以前とは全く違うパターンだ。尹徳敏(ユン・ドクミン)国立外交院長とキム・フンギュ亜洲(アジュ)大学政治外交学科教授が対談を通じて習主席の訪韓を評価した。
▼尹院長=「韓半島の核兵器に確固として反対すると述べたのは、北核不用原則を含めたものだ。習主席が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に会わずに韓国に来たのは警告のメッセージだ。朝中首脳会談の前提条件が、第4次核実験をしないことや核問題の解決に誠実さを示すことだが、この条件が満たされないために韓国を先に訪れたものだ。韓国の戦略的な価値はますます高まっている。韓国が6カ国協議を主導する時期だ」