韓国20~30代の10人中8人、来年の就職を悲観(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.13 09:51
時間選択制の雇用の増加が、大卒の就準生たちにはむしろ逆効果になりかねないという分析もある。インクルートのソ・ミヨン常務は「今年の採用市場を分析した結果、高卒採用が増えて大卒採用人員は減少した面がある」としながら「企業らが雇用自体を増やすわけではないので、むしろ大卒の就準生たちには悪影響を与える恐れがある」と見通した。ジョブコリアのヒョン・ヨンウンコミュニケーションチーム長も「時間選択制雇用の増加で恩恵を受ける階層は、出産・育児で職場を辞めたキャリア断絶の女性や40~50代の中壮年層」と分析した。
「スペック打破」などの開かれた採用基調によって就準生たちが混乱を経た現象も、来年はそのまま再演される展望だ。ヒョンチーム長は「スペックを見ないといえば客観的評価基準が消えるので、就準生たちの立場では混乱せざるをえない」としながら「英語の勉強だけしっかりやれば良かった過去とは違い、これからは公募展に参加しなければならず、インターン志願もしなければならず、マーケティングなど職務関連の書籍も熱心に読まなければならない時代」と助言した。一方、別の就職コンサルタントは「社会的にはスペックをダブー視する雰囲気だが、志願者だけで1万人を超える大企業の立場では書類選考でスペックを見ざるをえない」として「実質的には単位・TOEIC・資格証などのスペックを無視できないのが現実」と話した。