韓経:【寄稿】「企業が国だ」という言葉=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.02 13:55
米国メディアはサムスンのトップの逮捕について「熱い電気グリルのサムスン」と表現している。感情の虚偽が乱舞する米国の小説『熱いトタン屋根の猫』に例えたのだ。新しい経済成長動力を探求している重要な企業家を急いで処理するように監獄に送った事実に、隣国のライバル企業は内心あざ笑いながら拍手を送っているのは明らかだ。このような措置がサムスンを越えて韓国全体の企業に影響を及ぼし、国益を失わないか懸念される。
元駐韓日本大使の「韓国人に生まれなくて良かった」というコラムは不快だったが、韓国人は価値と人情が行き来する橋と広場を簡単に断絶するという指摘については一部共感した。ただ、企業家に対して韓国の法には信頼と正義を包括する「フィデス(fides)」が不足しているのは残念だ。