【グローバルアイ】金正恩委員長が東京に来る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.19 08:43
「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が7月24日、東京オリンピック(五輪)開会式に出席した。金委員長は安倍晋三首相と首脳会談を行い、日朝国交正常化に対して意見を交わした。引き続き選手村を訪問し、南北合同チーム選手団を励ました後、朝鮮文化芸術会館で朝鮮総連メンバーが用意した歓迎行事に参加した」--。
2020年東京五輪に金委員長が来るという仮定のもとに書いてみた記事だ。全くでたらめな小説のように見えるが、最近の金委員長の活発な外交活動を振り返ってみると、必ずしも夢物語になるとは言い切れない。
実際、金委員長が東京訪問を望んでいるという話も聞こえる。今のような韓半島(朝鮮半島)和解ムードが続くなら、東京五輪で南北合同チームを結成できる確率は相当高い。平昌(ピョンチャン)冬季五輪の時よりも選手団の規模も大きくなる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の横に並んで立ち、南北合同チーム選手団に手を振る「絵」を、金委員長は思い描いているかもしれない。板門店(パンムンジョム)・シンガポールで演出した「正常国家」指導者のイメージを全世界に発信する「絶好の機会」でもある。