【社説】長く加入するほど損とは…急がれる国民年金改正=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.14 13:48
100歳時代を迎え、国民年金を増やすことは必須だ。一銭でも多く老後資金を準備しようと、60歳を過ぎても年金を受けずに保険料を追加で納める。ところで、これが他の選択に比べて損をするというようなことが起きている。それでも政府は黙っている。60歳になっても保険料を納付する年金加入期間が10年未満の人が多い。10年未満なら年金を受けることができない。
このため60歳に任意で加入を続ける。このような人が31万人にのぼる。一部の人は10年を満たした後も納付を続ける。10年を超えても年金金額を増やそうとする人もいる。しかしこれは「延期年金」よりも損をしている。61歳に受ける年金を最長5年遅らせる制度だ。延期する場合、年7.2%ずつ年金が加算され、「任意継続加入」が相対的に不利になる。