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【取材日記】歴史教育を見逃した修能の韓国史

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.15 09:34
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高校3年生が今年6月に受けた修能(日本の大学入試センター試験)模試の韓国史の4番問題を要約するとこのようなものだ。「水軍では李舜臣(イ・スンシン)、義兵では郭再祐(クァク・ジェウ)が活躍した。明国が参戦した。どの戦争の展開過程か?…①壬辰倭乱(文禄・慶長の役)②丙子胡乱③満州事変④日清戦争⑤露日戦争」。

問題は壬辰倭乱当時の世相、朝鮮の水軍や義兵活動の歴史的意味をたずねない。ただ「李舜臣-壬辰倭乱」という連結輪さえ分かっていれば正答できる。ほかの問題も大きく異ならなかった。ある高3生は「2分で20問をみな解いた。韓国史は熱心に勉強するほど損」と話した。

 
今年11月に行う修能からすべての受験生が韓国史を受けなければならない。若い世代の歴史認識を向上するという趣旨だ。だが現実はそうではない。学校の歴史授業では質問が消え、塾では10日間完成・10時間速成コースが登場した。短期間ただ覚えて解ける問題が出題されながら生まれた副作用だ。

中央日報の記事には多様なコメントが並んだ。「平易で単純な問題を出せば歴史の勉強をしっかりやらない」と心配する声が大きかった。同時に「受験生の負担を考慮して必要な部分だけ出すのが良い」という主張も続いた。

韓国史が修能必修課目かつ絶対評価方式で行うことになった過程を見てみれば、2つとも一理ある話だ。韓国史が修能必修課目から除外されると受験率は6.9%(2011修能)にまで下がった。ソウル大学が韓国史を必須に指定して最上位圏が集まると不利益を心配した多数の学生にとっては忌避科目になった。これを憂慮する世論に後押しされて2013年、韓国史を修能必修課目に指定することにした。だが「受験生の学習負担を増やす」という憂慮の声が大きくなると絶対評価方式が採択された。

問題は「すべての学生が学ぶべき」(修能必修課目)と「受験負担を減らそう」(絶対評価)という「2匹のウサギ」をつかまえようとしていた間に、歴史認識の向上という当初の目的を見逃してたという点だ。すでに受験生の間では「小学生用マンガ本で備えても充分だ」「授業時間に英数問題を解くのほうがまし」という話が出ている。

歴史の教師たちは「容易な修能を維持するにしても、単純知識の代わりに思考力と理解力をはかる問題を出せ」と提案する。「李舜臣-壬辰倭乱」式の問題から脱却して歴史に興味を感じられる問題を出題しろとの注文だ。教育部が討論・ストーリーテリング授業など歴史授業の改善を考えるべきだとも指摘した。

韓国史の修能必須は歴史教育興しの「最初のボタン」に過ぎない。10日で「完成」して修能が終われば忘れてしまう「にせものの勉強」で解決されることでない。学習負担を減らしながらも生きた歴史教育は教育当局、教師の真剣な悩みと努力を要求している。

ペク・ミンギョン社会第1部記者

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