【コラム】米国と中国の談合を警戒する=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.18 09:25
北朝鮮が、平和協定と非核化議論を初めて連携させたのは2005年7月23日の外務省の声明だ。2カ月後に6カ国協議の共同声明が出てきた。北朝鮮が6カ国協議の共同声明に署名したのは、非核化と平和協定の並行議論に賛成するという意味だ。2007年10月の南北首脳会談では韓半島の問題関連の3カ国または4カ国の首脳たちが終戦を宣言する問題を推進するのに協力することで合意した。3カ国会談の場合には中国が除外されることが注目された。しかし2010年に北朝鮮は非核化と平和協定の並行議論で「まず平和協定、後に非核化」へと後退し、韓国は平和協定の当事国から除外されなければならないという外務省の声明を出した。
米国の立場も9・19共同声明の非核化と平和協定の並行議論に同意したが、北朝鮮の3度にわたる核実験があった後「まず非核化、後に平和協定」に向かい、2015年12月のニューヨークチャネルの接触後に再び並行議論に傾いているようだ。王毅の提案とケリー長官の記者会見があった後、3日には国務報道官が非核化と平和協定議論を排除しないと話した。