주요 기사 바로가기

【グローバルアイ】韓国の大衆外交、孔子を背負って行こう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.01 11:35
0
この頃、習近平・中国国家主席は2冊の本を精読しているという。『孔子家語通解』と『論語詮解』だ。

いずれも楊朝明・中国工孔子研究院長が書いた。孔子とその弟子の言動や思想、論語に対する深い洞察で、それぞれ定評を得ている。

 
昨年11月のことだ。当時、習主席は孔子の故郷である山東省の曲阜を訪問したが、楊院長がこれらの本をプレゼントすると「必ず精読する」と約束した。

こういうこともあった。習主席が党総書記に就任した直後の2012年末、親しい友人数人と夕食を共にした。食事の途中で習主席は突然、朴槿恵(パク・クネ)大統領の話を出した。彼は「韓国の大統領も『中国哲学史』を読んで勉強したというのに、私たちはなぜ自分たちの伝統文化を勉強しないのか」と怒ったという。その後、食事は儒家や櫓歌・墨家を論じる討論の場に変わった。

今年9月24日、習主席は人民大会堂で開かれた孔子生誕2565周年の国際学術セミナーに国家主席として史上初めて参加して、仁と愛を強調した。以後、彼は世界に向けて「中国は相手を包容し、平和的に崛起(くっき)する」と述べ、米国には「太平洋は2つの大国を抱くほどに広い」と言った。誰もが孔子を前面に出して中華復興を企てるという習主席の統治観と世界戦略を垣間見るような部分だ。

「民主と人権」という普遍的価値を前面に出して「アメリカ中心主義」を成し遂げた米国に「仁義礼智徳」に集約される儒教の人本的な価値で対応するという話だ。考えがここに至れば、自然と韓国の儒教に関心が傾く。中国の儒教的価値が文革(1966~76年)の過程で徹底的に破壊された一方、韓国には原形に近い価値が散在しているためだ。

中国は儒教の価値の原形を探すためにも韓国を訪れることは明らかだ。

今年3月、慶尚北道安東市(キョンサンブクド・アンドンシ)の代表団が友好協力都市である曲阜を訪れた際、中国側が儒教の人文的価値に対する共同研究に同意したのが端的な例だ。これは韓国の大衆外交にあたえる示唆点が少なくない。韓中の共同の儒教研究とその価値の共有は結局、中国の外交哲学にも反映されるほかはない。

この頃の習主席は一日と空けず外国の首脳らに会って米国主導の国際秩序に変化をもたらそうと試みている。時には荒く、時には高圧的だ。そのような中国外交に儒教的な価値を注入すれば、大国の国際的責任と義務に、より多くの関心を傾けるのではないだろうか。

中国が誇る伝統文化の太極拳に「四両撥千斤」という拳法がある。小さな力で相手の大きな力を制圧する拳法だ。相手の力が傾く方向を見て、その力を逆に利用するのが核心だ。今、中国の力は孔子に集まっている。だから言うのだが、韓国外交部が中国に「孔子外交フォーラム」でも先に提案してみたらどうだろうか。

チェ・ヒョンギュ北京総局長

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP