【時視各角】アベノミクスにあって韓国経済に必要なもの?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.09 14:46
474はどうだろうか。良い運命を迎えれば良いが、すでに望みはない。突然747を真似てどうするつもりか、経済5カ年計画の真似か、李明博と父・朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領を蘇らせてどうするつもりか、福祉・経済民主化はすべてどこかに捨てて旧体制の古い経済の枠をまた持ち出してきたのかと、すでに批判が激しい。あふれる評価の中にも否定の言葉がもっと多い。要約すれば、4万ドルは不可能、雇用率70%と潜在成長率4%は何とも言えない。実現の可能性がないというのが批判のメーン材料だが、実際、それがそれほど重要なことだろうか。
ビジョンとは意志を込めた数字だ。開発に汗が流して取り組み、現在より120%努力した時に達成可能なことだ。ただ適当に今まで通りにしていても可能なことはビジョンでない。それはただの予想で、意志のない数字にすぎない。474を2.5-6.5-3.5にしたとしよう。今474を批判する人たちが称賛でもするだろうか。今でも可能なことなのに、なぜビジョンとして出すのかと指摘するはずだ。どんなビジョンでも、できない理由100個を挙げるのは簡単だ。可能にする方法一つを見いだすのが難しい。したがってやや誇張されたビジョンでもいくつか持つ国が、何のビジョンも持たない国よりもはるかによい。