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【コラム】「Noミサイル推定の原則」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.15 13:40
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これほどになると、裁判で刑が確定される前まで無罪を前提とする「無罪推定の原則」を連想させる新たな原則が登場したようだ。いわゆる「Noミサイル推定の原則」と呼んでみてはどうだろうか。ミサイルだと最終確定する前までは発射体であり、弾道ミサイルと最終確定する前までは短距離ミサイルと呼ぶという軍の態度だ。間違った話ではない。本来、軍事的評価は情報資産を通した情報収集と表面下での分析を経なければならないだけに、最終的な判断を下すまでには時間がかかる。また、軍事諜報の世界では自分が何をどこまで知っているかそのものが敵には貴重な情報となる。

たとえば「これはカルビなのかチキンなのか」という質問に「北朝鮮が配達したのはカルビではなくチキン」と公言した瞬間、韓国が持つ軍事情報資産の能力または限界が明らかになる。だからあえて「私はこれくらい知っている」と明らかにする理由もない。

 
だが、今回軍が見せた慎重さは一寸の弱点も露出しないという情報マインドではないようだ。ただ理由を推し量るのが容易ではない慎重さだ。北朝鮮が国連安保理決議(弾道ミサイル技術利用および開発禁止)に違反したと規定することを避けようとする政治的慎重さから影響を受けたものでないなら、他に解釈する方法がない。今月4日、いわゆる「未詳の発射体」1発をめぐり、韓国軍は短距離発射体と呼んでミサイルという表現を避けた。そうこうするうちに9日、北朝鮮が2発発射しそのうち1発が400キロを飛翔すると、「短距離ミサイル」と推定されると明らかにした。従来の武器体系のうち、400キロメートルを飛行する放射砲や砲弾はない。ミサイルが唯一だ。だから軍としては9日に北朝鮮が420キロメートルという距離を飛ばした発射体をめぐり、ミサイルと推定すること以外に出す答えがなかった。

このように4日と9日に北朝鮮が発射したものをめぐり、異なる説明を出しながら軍は自己矛盾に陥ることになった。軍によると「4日=短距離発射体」「9日=短距離ミサイル」だった。ところが北朝鮮朝鮮中央通信が公開した4日と9日の発射写真によれば、2つの発射体の外観は全く同じだ。軍事専門家は4日に発射したものと9日に発射したものはどちらもロシア製イスカンデルミサイルを北朝鮮が改良した新型ミサイルである可能性を占っている。そうすると、軍は同じミサイルに対して初めは発射体、後日はミサイルと異なる分析を出したことになる。「その時その時で違います」なのか。

軍はまた、北朝鮮が9日に発射した短距離ミサイルについて弾道ミサイルと規定することに非常に慎重だ。9日のミサイルは従来の典型的な弾道ミサイルとは違って独特の軌跡を見せたという話も外交安保部署周辺から出ている。そうだとしても、9日に発射されたミサイルが巡航ミサイルではなかったとすれば、弾道技術に基づいたミサイルという点では変わることがない。

21年前、北朝鮮が国際社会を困惑させたことがあった。当時は軍の立場がはっきりしていた。1998年8月31日、北朝鮮はテポドン1号ミサイルを発射した。北朝鮮は翌月4日、「金日成(キム・イルソン)将軍、金正日(キム・ジョンイル)将軍の歌が地球上に伝送されている」として長距離ミサイルでなく人工衛星を打ち上げたと主張した。だが、軍の当局者は人工衛星でなく長距離ミサイル発射試験だと一蹴した。当時、非常勤務中だった合同参謀本部のある三つ星将軍は「北朝鮮の人工衛星という主張は言葉の遊び」と断言した。

大韓民国の国民が軍に望むのは政務的判断ではない安保的判断だ。統一部が北朝鮮交渉と南北関係を全面に置いて判断するならば、軍は安保を最優先基準として判断するのが当然だ。軍が統一部のように行動しようとするなら、後で軍将の座に統一部の官僚を座らせろという話が出るかもしれない。

チェ・ビョンゴン/国際外交安保チーム長

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