<海兵隊ヘリ墜落>韓国国防長官の「遺族は儀典のためいら立ち」発言に批判
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.07.21 11:59
最近5人の将兵の命を奪った海兵隊上陸機動ヘリコプター「マリンオン」墜落事故に関連、宋永武(ソン・ヨンム)国防長官が20日、「遺族は儀典問題で満足できず、いら立っているのではないかと思う」と発言し、批判を受けている。
宋長官はこの日、国会法制司法委員会全体会議に出席し、「マリンオンの遺族が激しく怒っていることを知っているのか」(金度邑自由韓国党議員)という質問にこのように答えた。宋長官は別の要因として「まず、あまりにも突然事故の知らせに接して悔しさと悲しみが深く、事故の原因がまだ確実に究明されていないため」と付け加えた。
すると金度邑(キム・ドウプ)議員は「宋長官がそのように認識しているため、遺族が怒り、国民が憤慨するのだ」と叱責した。続いて「大切な息子を軍に送って息子が殉職したというのに、儀典のために怒るというのは話にならない」とし「そのような認識自体が問題であり、核心的な遺族の怒りの原因を長官は知りながらも回避している」と批判した。