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【グローバルアイ】新任駐中韓国大使の任務

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.14 13:14
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盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使、ご就任おめでとうございます。10年ほど前、私が東京特派員として赴任した時のことです。出国前にあいさつに行った会社の幹部から「親日派になって帰ってきなさい」と言われたことを思い出します。昔も今も韓国では悪口に近い親日派になれとは…。しかし愛情を持って仕事をしてこそ、それだけ日本の事情をよく理解でき、成果も出せるという意味として受け止めました。10日に赴任した大使のあいさつの言葉を聞けば、親中派になれという知恵などは不要だと感じました。

問題は韓国には親中派があふれるが、本当の知中派がいないという点です。この1年間、私たちが経験したことが証明しています。THAAD(高高度防衛ミサイル)配備をしても中国は報復をしないという報告書がまだ外交部のどこかに残っているはずです。中国は世界貿易機関(WTO)加盟国であり国際社会の責任ある大国であるため、過去のニンニク紛争のようなことはないという要旨だったと記憶しています。韓国国内の世論は失望を経て反中感情につながりました。韓国社会全体が中国をあまりにも知らなかったという傍証として私は受け止めています。

 
似た文化圏であり「少し知っている」という自信があるため、本当の意味で中国を知るというのは容易なことではありません。「群盲象を評す」というように数人の触覚の結果を別々にせず、それをお互い合わせれば絵が出てくるはずです。集団知性に頼って正しい対中外交政策を立てる必要があります。

大使が知中派になることよりも重要なのは中国内に親韓派をつくることです。私が見るに、13億人の中国人の中には多数の知韓派がいます。私たちがよく知らない北朝鮮の事情までのぞいているのが中国の人たちです。しかし中国に真の親韓派はいないということがこの1年間で分かりました。要職になるほどそうです。第19回党大会で選ばれる新任政治局員25人のうち訪韓の経験がある人は果たしてどれくらいいるでしょうか。おそらく5人を少し超える程度でしょう。韓中関係が歴代最高といっていた時期に私たちは何をしていたのでしょうか。中国業務関係者の間で深い反省が必要な部分です。

親韓派をつくるのは簡単なことではありませんが、誰よりもそれがうまくできる人が駐中大使だと考えます。必ずしも外交官や党・政高位層ではなくてもかまいません。学者・経済人・文化芸術家だけでなく、老百姓と呼ばれる庶民まで幅広く心で交流することを期待します。厳しい状況に直面した時、期待していなかった人が中国の幹部と結びつけてくれたという話を第3国の外交官から聞いたことがあります。難しい時期に赴任された大使のご健勝を祈ります。

イェ・ヨンジュン/北京総局長

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