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【社説】韓国、MERSで中国に迷惑…北東アジア共同防疫を点検する時

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.27 14:19
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MERSに感染した状態で出国し、中国で治療を受けていた10番目の韓国人患者が幸い、完治して退院した。この患者のために14億ウォン(約1億5000万円)ほどの費用を使って治療に心血を注いだ中国の病院と献身的に看護した医療スタッフ、すべての治療費を負担した中国当局の人道主義に感謝したい。また、中国では医療スタッフの感染もなく、MERSが伝播しなかったという点が幸いだ。中国がどれほど機敏に動き、徹底的に防疫したかが分かる。

しかし我々は今回の件を安堵して済ませてはいけない。保健当局が伝染病患者1人を管理網から逃し、外国に迷惑をかけたすべての過程を徹底的に振り返って痛烈に反省し、二度とこうした件で近隣諸国に衝撃を与えないようシステム化する契機にしなければいけない。まず韓国保健当局の国際協調に対する情けない認識と対処、国際的に迷惑をかけた我々の後進的な市民意識から深く省みる必要がある。

 
まず10番目の患者は最初の感染者から感染し、保健当局が逃してならない初期感染者だった。この患者が防疫網から漏れ、出国するまで把握できず、出国の翌日に出張先の中国側に通知した。こうした後手の措置は伝染病に関する最悪の国際協調事例だ。さらにその後もMERS隔離対象者が香港を再訪問し、香港当局を驚かせた。もし中国でMERS患者が発生していれば、韓国はMERS伝播国と呼ばれるところだった。

また、症状が表れていた10番目の患者と同じ飛行機に乗って隔離対象者となった韓国人女性乗客2人の隔離拒否も続き、恥をさらした。国際的にいくら非難されても返す言葉がないほどだ。伝染病の拡散を防ぐためには、自分の自由の一部をあきらめて無条件に協力するというのが、市民の基本的な義務だ。今回の件をきっかけに、北東アジア3カ国は手を取り合い、徹底的に国際防疫システムの確立を考える必要がある。北東アジアは世界で最も多くの人口が密集し、人的交流が急増している。MERS事態をきっかけに新種伝染病に対処する共同防疫体系を見直し、迅速に稼働するよう点検するべき時だ。

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