検察が朴前大統領の逮捕状を請求した理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.28 13:55
最高検察庁とソウル中央地検には27日朝から緊張感が漂っていた。政界で「検察特別捜査本部がきょう逮捕状請求方針を発表する可能性が高い」「朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する逮捕状を請求するはず」という見方があったからだ。検察の関係者は徹底的に発言を控えていたが、すぐに金秀南(キム・スナム)検察総長の判断が出るという話が広まった。続いて黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行の昼食懇談会が突然延期になったという情報が入った。首相室は午前8時12分ごろ、団体文字メッセージを通じて「今日予定されていた担当記者団昼食懇談会(12時)は国政状況との関連で延期になった」と明らかにした。「国政状況」に関する追加の説明はなかった。
午前9時ごろ金秀南検察総長が出勤する際、「すぐに決定するのか」「明日になるのか」などの質問があったが、金総長は口を閉じたまま庁舎に入った。約1時間後に「午前11時ごろソウル中央地検で発表がある」という検察側の立場が伝えられると、取材記者は急いで報道の準備をした。