「NSA、駐米韓国大使館を含む外国公館を盗聴」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 11:38
韓国をはじめとする38カ国の米国駐在外交公館が米国家安全保障局(NSA)に盗聴されたという疑惑が提起された。
英日刊紙ガーディアンは先月30日(現地時間)、元米中央情報局(CIA)要員エドワード・スノーデン氏が流出させた文書を通じて、NSAが韓国など米国の友好国を含む38カ国の外交活動を監視してきたことが明らかになった、と報じた。独週刊誌シュピーゲルは前日、ベルギー・ブリュッセルの欧州連合(EU)本部まで米国が盗聴してきたと暴露した。
2010年9月に作成された文書によると、NSAは米国駐在のEU機構や外国大使館をさまざまな方法で監視してきた。“標的(target)”と命名された監視対象国には、敵対関係だった中東国家だけでなく、韓国・日本・インドなどアジア友好国も含まれていた。またフランス・イタリア・ギリシャなど欧州国家、親米のメキシコ・トルコも標的となった。英国・ドイツなど一部の西欧国家は今回の文書で暴露された盗聴対象から抜けている。