オリックスの投手・朴賛浩（パク・チャンホ、３８）が左太もも裏の肉離れで全治３週間という診断を受けた。予想より軽かったが、前半戦の復帰は難しくなった。

日本の日刊スポーツは１日、「朴賛浩が病院で検査を受けた結果、左太腿裏肉離れという診断を受けた。復帰まで３週間ほどかかる」と報じた。

朴賛浩は３０日、西宮市の病院で磁気共鳴画像装置（ＭＲＩ）撮影検診を受けた。幸い、けがの程度は深刻ではないが、痛みが消える期間（約１週）を含めて復帰まで３週間ほどかかるという。

朴賛浩の３週間のリハビリが確定し、前半戦の復帰はなくなった。オリックスは２０日の千葉ロッテ戦を最後に前半戦を終える。オリックスはオールスター戦（２２－２４日）の後、２６日の日本ハム戦から後半戦を開始する。けがが回復しても、１軍復帰のためにはもう一度、実力を証明しなければならない。朴賛浩は今季７試合に登板し、１勝５敗、防御率４．２９。

福間投手コーチは「朴賛浩の調子が非常に良かった。それで無理をしたようだ」と語った。岡田監督も「朴賛浩本人が一番くやしいはず」と話した。

またメジャー時代から朴賛浩を苦しめてきた右足でなく左足だったのが幸いだ。朴賛浩は０９年、フィラデルフィア時代に右太ももを負傷し、昨年ニューヨーク・ヤンキースでも同じ部位を痛めて苦しんだ。