【社説】哨戒艦の真実求める大学生たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.22 11:04
46勇士の高貴な命を奪い取った哨戒艦爆沈事件は北朝鮮の仕業とすでに結論が出た。韓国・米国・英国・オーストラリア・スウェーデンの5カ国の専門家が調査に参加し北朝鮮の潜水艇による魚雷攻撃により引き起こされた惨事であることを糾明した。「1番」の文字が書かれた魚雷推進体をはじめと科学的で客観的な証拠が提示され国際的に公認された。
しかし3月26日の事件発生から1年が過ぎこれを否定してわい曲しようとする一部勢力がいるのが残念な現実だ。彼らは科学的根拠のない座礁説、米軍誤爆説などを主張しながら対立をあおってきた。国連に「韓国政府の調査過程には疑問が多い」という書簡を送り、米国に駆けつけ調査結果に反論した。いまもささいな言葉尻をつかまえて疑惑を提起しながら“特大謀略劇”という北朝鮮の主張と息を合わせている。若い層であるほど、こういうとんでもない小説に共感してこそ“知識人”としての待遇を受けられるというねじ曲げられた気流が広まっていると心配した。