【時視各角】「社会革新計画」の大統領はいないのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.28 13:54
韓国社会の奇形的姿は最近出てきた他の調査でも確認される。共同体構成員との接触頻度が34カ国中最下位であった。主観的健康状態、少数に対する寛容、社会的自由、1人当りの部屋数なども底水準だった。これは社会遅滞現象を真裸になった状態で見せている。図体に比べて不安で寛容でない大韓民国の未熟な断面だ。
無責任で虚無主義的な命題が幽霊のように飛び交う。「経済成長さえすれば社会問題は解けるのだ。」しかし、過去の数十年間、韓国社会の変化はこのような過程を辿らなかった。「国が出しゃばって解決されるのか?」私達が知る真の先進国は、経済だけでなく社会問題も成功裏に解決してきた。成長万能主義に陥って生活・生命の悩みに冷酷に背を向けた国々ではなかった。