<インタビュー>トランプ氏、韓米FTAに手をつける可能性低い(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.09 15:46
韓米自由貿易協定(FTA)妥結の主役、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)韓国外大教授(57、元通商交渉本部長)は格別の突破力と自信で世間の耳目を集めてきた「話題の人物」だ。2004年に長官級の通商交渉本部長に抜てきされ、多くの難関の中で韓米FTAを実現させたのに続き、国連大使、サムスン電子社長でも活躍した。その金教授が最近、また大きな成果を出した。米国のボイコットで張勝和(チャン・スンファ)ソウル大教授の再任が挫折した世界貿易機関(WTO)上級委員に、激しい競争を勝ち抜いて先月23日に選出されたのだ。金教授の専攻は通商法だが、関心はそこにとどまらない。父が外交官であり、大学時代に国際政治学を専攻したためか、世界的な懸案に対する識見も備えている。その金教授がこの半年間、トランプ共和党候補が当選する場合の世界について綿密に調査した。金教授の知恵を聞くために先月21日に会い、29日には電話で追加のインタビューをした。
--米国では誰に会ったのか。