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【社説】全国の学生全員に結核検査を

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.20 12:52
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京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の高陽外国語高校の2・3学年の生徒4人が結核感染の診断を受け、2学年の生徒120人が潜伏結核感染者と明らかになり衝撃的だ。生徒たちがどれだけ結核の集団感染の危険に無防備状態に露出されていたかを示すものだ。

結核は空気感染し集団発病の可能性が大きい。このため密集した空間で共同生活をする生徒や軍人などは特別管理が必要だ。ひとまず伝染性疾患が発生したら適時に申告して隔離する人を選び出し、感染が疑わしい人はただちに検査して追加拡散を防ぐことが公衆保険の基本だ。だが今回の場合、学校で結核患者が発見されてから2カ月がすぎようやく全校生徒の結核検査をした。基本を無視した安易な対処で集団感染を自ら招いた可能性が高い。

 
これまで保健医療界は、「消え去った結核が社会的変化によりまたぶり返すだろう」と絶えず警告してきた。結核は1960~80年代には栄養不足や心身衰弱に陥りやすい貧困層の疾患だった。だが、いまは自然的に免疫力が落ちる老年人口が増え、過度なダイエットや入試・就職準備で体力が弱くなった青少年・青年が多くなり、階層や年齢と関係なく広まる病気になった。保健福祉部と疾病管理本部によると韓国の結核発病率と死亡率は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最高水準だ。昨年届け出された結核新規患者は3万9557人で、2010年に結核で死亡した人は2400人に達する。

こうした社会的な流れの中で予想された学校での集団感染が起きたのだ。決して軽く考えてはいけない。相当数の中高生が過度な入試準備で運動と休息を十分に取ることができなかったため免疫力が落ち結核に弱くなった可能性が大きい。韓国教育の慢性病である過度な入試準備がすでに学校保健問題に広がっているわけだ。したがって当局はただちに全国すべての生徒の結核感染状況を点検しなければならない。そうしてこそ父兄が安心して子どもらを学校に行かせることができる。

長期的には学校感染性疾患発病報告体系も整備しなければならない。栄養・運動まで含めた総合的な学校保健対策をまとめ施行しなければならない。学校現場で奮闘する保健教師らの猛活躍が必要だ。



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