【社説】全国の学生全員に結核検査を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.20 12:52
京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の高陽外国語高校の2・3学年の生徒4人が結核感染の診断を受け、2学年の生徒120人が潜伏結核感染者と明らかになり衝撃的だ。生徒たちがどれだけ結核の集団感染の危険に無防備状態に露出されていたかを示すものだ。
結核は空気感染し集団発病の可能性が大きい。このため密集した空間で共同生活をする生徒や軍人などは特別管理が必要だ。ひとまず伝染性疾患が発生したら適時に申告して隔離する人を選び出し、感染が疑わしい人はただちに検査して追加拡散を防ぐことが公衆保険の基本だ。だが今回の場合、学校で結核患者が発見されてから2カ月がすぎようやく全校生徒の結核検査をした。基本を無視した安易な対処で集団感染を自ら招いた可能性が高い。