韓経:米国・EU・日本で物価上昇…薄れるデフレ恐怖
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.03 11:13
2008年のグローバル金融危機から数年間、米国、日本、欧州など世界主要国の懸念はデフレだった。ゼロ金利でも足りず量的緩和で大規模な資金供給をしたが、物価がなかなか上がらなかった。物価が上昇しないのは景気が回復しないという信号であり、深く懸念された。
しかし最近になって状況が急激に変わっている。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は2日、米国とユーロ圏(ユーロ使用19カ国)、日本で消費者物価と賃金が少しずつ上昇していると報じた。中央銀行の超低金利政策を受け、グローバル経済を抑え込んできた「例外的な低インフレ時代」が終わろうとしている証拠だと、同紙は評価した。