敵軍から軍事友邦への第一歩…韓中「北非核化に向け協力拡大」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.05 10:20
特にこの日の会談で、北朝鮮の核問題解決に向けた軍事レベルの協力を継続することにした点は成果に挙げられる。合同参謀本部は「鄭承兆議長と房峰輝総参謀長が北の核実験や長距離ミサイル発射など韓半島安保情勢について意見を交わした」とし「北の非核化と韓半島の平和・安定を定着させるための軍事交流協力を持続的に拡大することで同意した」と明らかにした。
鄭承兆議長が韓国空軍が保有するC-130輸送機を利用して中国を訪問したことも意味深い。韓国軍首脳部が自国の空軍機を利用するのは今回が初めてだ。軍関係者は「他国の空軍機の領空進入を認めることは、相手に対する最高の優遇」とし「北と特殊な関係にある中国が大きな決断を下した」と説明した。中国は最後まで韓国空軍機での訪問をめぐり悩んだという。