文大統領「トランプ氏の訪韓前に南北首脳会談が望ましい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.13 07:59
ノルウェーを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領に伝えられた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の親書に関して「事前に親書が伝えられるだろうという事実を知っており、大体的に内容も米国から伝達された」と明らかにした。文大統領はオスロ大学法科大学で開かれたオスロフォーラム基調演説直後、質疑応答で「米朝首脳間親書が交換されるたびに韓米はその情報を共有している」としてこのように話した。
文大統領は「南北間に、そして米朝間に公式的な会談が開かれていない時も両首脳間に親書は交換されている」として「そのような親書が交換されるたびに韓国と米国はその情報を共有しており、また大まかな内容も相手に知らせている」と説明した。文大統領は親書の内容に対する具体的言及はしなかった。ただし「公式対話が行われない間にも(米朝)お互いに温かい親書が交換されており、その親書で相手に対する信頼と変わりない対話への意志などが表明される」と話した。
文大統領は第3回米朝首脳会談開催の可能性に対しては「金委員長とトランプ大統領はより早期に会うことが望ましいと考える」として「対話しない期間が長くなれば、対話の情熱が冷める可能性もあるため」と明らかにした。文大統領は「私は金正恩(キム・ジョンウン)委員長とトランプ大統領に早急な会談を促している」と付け加えた。