中国「半導体自給」加速化…2年後にメモリー供給過剰が懸念される(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.18 14:48
市場調査会社ガートナーによると、2017年世界半導体の売り上げは4000億ドル(約44兆8200億円)を突破するものと見られる。これを受け、サムスン電子とSKハイニックスはメモリー半導体事業で目を見張る成果を出している。一方、中国は半導体産業を育成するために桁外れの資金を投資している。システム(非メモリー)半導体で際立つ成長を遂げた中国は、メモリー半導体に目を向けている。なぜ中国は半導体産業に力を注いでいるのだろうか。そして、韓国半導体産業の先行きはどうなるだろうか。
中国は世界で電子製品の60%以上を製造している。このため、毎年2200億ドルの半導体を輸入し、全世界の半導体生産量の57%以上を消費している。その間、半導体産業に対する投資で半導体自給率を継続して引き上げているが、まだ20%程度に過ぎない。