設計費も割り当てたのに…GTX事業が失敗の危機=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.22 10:58
首都圏広域急行鉄道(GTX)が設計に入る前から失敗に終わる危機にさらされている。ソウル・三成洞(サムソンドン)から京畿道(キョンギド)の華城(ファソン)と東灘(トンタン)の2つの新都市をつなぐ区間事業費の半分以上を負担する予定だった韓国土地住宅公社(LH)が「LHの負担を大幅に減らすべき」と主張しているのだ。三成~東灘間は政府がGTX路線で最初に建設するという方針を固め、来年に設計予算120億ウォンまで配分した。しかし最初の路線から事業費分担をめぐる対立のため建設が不透明になったのだ。
国土交通部と京畿道、LHが21日に明らかにしたところによると、LHは「GTX三成~東灘事業の分担金8800億ウォンのうち6035億ウォンを削減する」という内容の「華城東灘第2新都市広域交通改善対策変更案」を最近国土交通部に提出した。LHの分担金8800億ウォンは三成~東灘のGTX建設事業費1兆6965億ウォンの半分を超える金額だ。もしLHがこのうち6000億ウォン余りを出さなければこの区間の建設自体が宙に浮くことになる。