家宅捜索の全斗煥元大統領、顔には怒りと寂しさと虚脱感
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.07.28 10:22
「私は白潭寺(ペクタムサ)にも行き刑務所にも行ってきた。妻が追徴金代納もした。ところがまた家宅捜索とは…」。
全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領は16日に行われた検察の電撃的な家宅捜索に対し寂しさを隠さなかったという。全元大統領は1997年に大法院(最高裁判所に相当)で無期懲役と追徴金2205億ウォンを宣告されてから、政権が変わるたびに追徴金納付をめぐる圧迫を受けてきた。このような中で朴槿恵(パク・クネ)政権が発足し、再び検察の全方向捜査を受けることになり、政治的意図を疑っているという。今回の調査は2004年の二男の全在庸(チョン・ジェヨン)氏の租税捕脱事件から9年ぶりだ。