看護助務士に手術を任せて院長は外来診療…4年間で721回も=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.20 15:15
韓国南東部の都市・蔚山(ウルサン)のある大型産婦人科で4年近く看護助務士(准看護師に相当)に数百回にわたって手術の縫合や尿失禁手術を任せるなど、無免許医療行為が行われていたことが明らかになった。蔚山地方警察庁は蔚山A産婦人科の無免許医療行為を捜査した結果、院長Bを含めた病院医師8人、看護師8人、看護助務士6人ら22人を不拘束起訴意見で検察に送致したと20日、明らかにした。彼らの容疑は保健犯罪取締法違反、特定経済犯罪法違反、医療法違反などだ。
警察によると、同病院の医師は2014年12月から今年5月まで帝王切開や腹腔鏡手術時の縫合、尿失禁手術や女性整形術などを看護助務士Cと看護師Dに任せた。手術・診療カルテ、監視カメラなどを通じて警察が把握したものだけで721回にのぼる。このうちCが711回を手術を行った。同病院が過去4年間で行った手術は計4000件余りだ。