<CES2018>5分の充填で600キロ走る燃料電池自動車…次世代現代車「NEXO」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.10 15:57
現代自動車の「CES2018」のキーワードは「燃料電池自動車」と「協業」だった。代表的な商品として次世代燃料電池自動車「NEXO」を前に出し、未来の戦略として「協業」を強調した。
9日(現地時間)にラスベガスで開催された現代車メディア行事の主人公もこの2つだった。前半にはNEXOが登場して技術を誇り、最後には鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車副会長と米国のスタートアップ「オーロラ」のクリス・アームソン最高経営責任者(CEO)が手を取り合いながら現代車の方向性を提示した。オーロラはグーグル・Uber・テスラなどで自動運転車の開発を率いた最高の専門家が集まって設立した会社で、自動運転分野で最近最も注目されているスタートアップだ。
今回のCESを通じて名称や諸元が初めて公開された燃料電池自動車NEXOには「現代車の技術的フラッグシップモデル」という修飾語がついた。現代車が持つすべての技術力を注ぎ込んだということだ。独自の水素燃料電池技術を搭載したNEXOは1回の充填で600キロ以上走行する。充填にかかる時間は5分以内だ。また一般的に販売される車のうち最高水準である自動運転レベル2水準のADAS(運転手補助システム・車線維持・衝突防止など)を搭載した。今後、現代車とオーロラが共同開発する自動運転技術もNEXOに真っ先に適用される。