「南北鉄道つながってこそユーラシア大陸鉄道網が完成」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.07 15:33
分断70年。韓国は広大なユーラシア大陸の東端にぶら下がる「島でない島国」になってしまった。ユーラシアは世界の面積の40%、人口の70%、国内総生産(GDP)の60%を占める。韓国とユーラシアの大陸交通が断絶し、過去の広い満州の原野に馬を駆る記憶は薄れ、精神的・心理的に委縮して矮小になった。韓国がユーラシア大陸で占める地政学的な位置と影響力を考慮すると、このふさがった「島国」状況を抜け出すことが急がれる。10日にソウル新羅ホテルで開かれる「ユーラシア交通物流国際シンポジウム」もそのような努力の一環だ。これに先立ち李柱栄(イ・ジュヨン)セヌリ党議員(元海洋水産部長官)、柳吉在(リュ・ギルジェ)元統一部長官、呂ヒョン九(ヨ・ヒョング)国土交通部次官、李昌雲(李昌雲)韓国交通研究院長が集まり、ユーラシア・イニシアチブをテーマに懇談会を開いた。金永熙(キム・ヨンヒ)中央日報論説委員が司会を務めた。
金永熙=7月14日から8月2日にかけてユーラシア親善特急行事があった。行事に参加していない人たちの間では「商品でない人がウラジオストクからベルリンまで列車に乗って行けばユーラシア・イニシアチブが実現するのか」という声が出そうだが。