【中央時評】ソウル五輪と平昌五輪(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.10 15:36
北朝鮮はソウル五輪以降、急激に進む国際社会の孤立から脱離しようと、韓国のイニシアチブを受け入れて南北基本合意書、韓半島(朝鮮半島)非核化共同宣言、国連同時加入を受け入れるほかなくなった。ソウル五輪は北朝鮮を「南北」の軌道に戻したとも言える。出発は強固な韓米同盟だった。
2002年の韓日ワールドカップ(W杯)共同開催も同様だった。韓日W杯は通貨危機で沈んでいた国民を団結・爆発・結集・興奮させて立ち上がらせた転換点の一つになった。倭色潜入の懸念を克服した日本文化開放、韓流拡散、ヒディンク現象も外せない。金大中(キム・デジュン)-小渕恵三による日韓共同宣言を含め、当時は1945年以降で韓国と日本が最も近かった時期だった。