「平昌特需」東南アジア“雪観光”客、中国に奪われる?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.15 08:39
9日、ソウル南大門(ナムデムン)にある外国人客相手の雑貨店。ベトナム人観光客が好むという霊芝・高麗人参・紅参などを売っているが、客はいなかった。店員は「時々、航空会社の乗務員がベトナムで売る目的で買っていく。一般の観光客はほとんどいない」と話した。
文化体育観光部が中国の「限韓令」の突破口として「中国以外への市場多角化」を掲げて1年ほど経過したが、効果は少ない。文化観光研究院の観光知識情報システム観光統計によると、今年(1-3月)韓国を訪問した東南アジア6カ国(タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール)入国者は49万人と、前年同期(47万人)比3.9%増にとどまった。小幅増加したとはいえ、この期間(2-3月)に冬季オリンピック・パラリンピックが開催された点を考えると期待以下だ。