安倍首相「憲法解釈の変更で集団的自衛権」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.16 08:06
安倍晋三首相が15日、集団的自衛権を行使できるよう憲法解釈の変更を進めるという立場を公式化した。集団的自衛権は自国が攻撃されてくても同盟国が攻撃を受ける場合、武力を使用できる国際法上の権利。日本は平和憲法の制約上、「権限は保有するが行使することはできない」という憲法解釈を1981年から維持してきた。
安倍首相はこの日の記者会見で、「国民の命と暮らしを守るための法整備がこれまでの憲法解釈のままで十分にできるのか、さらなる検討が必要だ」とし「与党協議の結果に基づき、憲法解釈の変更が必要と判断されれば、この点を含めて、改正すべき法制の基本的方向を国民の命と暮らしを守るため、閣議決定していく」と明らかにした。