教育監が3~5歳保育予算支援に責任…法でくぎ刺す=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.14 14:40
だが、チャン・フィグク全国市・道教育委員長協議会長(光州市教育長)は「ヌリ過程予算を義務支出経費に指定すれば、教育庁の財政が破綻する恐れがある」と主張した。ソウル市教育庁の関係者も「交付金を人件費とヌリ過程予算に充ててほかの事業もするには予算自体が非常に不足している」と話した。与党圏では「進歩派の教育長が無償給食予算は優先視しながらヌリ過程は軽視している」という意見があり、無償給食を重視する進歩派教育長との対立が予想される。ソウル市教育庁の関係者は「ヌリ過程予算をまず編成すれば、無償給食に必要な予算をすべて用意できない状況に置かれる恐れもある」とした。
教育部はまた現在の学校数50%、学級数19%、生徒数31%を反映する教育交付金の配分基準を変えて、生徒数の比重を40~50%水準に上げることにした。生徒数が多い首都圏地域などにより多くの予算が支援される。道地域の教育庁などは「状態が劣悪な地域の教育の質がさらに落ちる」と指摘した。