北送された北朝鮮船員たちの裏話
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.25 12:08
23日午前11時、板門店(パンムンジョム)では北朝鮮住民を送還する手続きが行われた。21日、西海(ソヘ・黄海)の徳積島(トクチョクト)西17マイル(約 27キロメートル)の海上を漂流して救助された船員7人だ。現場で彼らの姿を見守った韓国側関係者たちは驚きを隠すことができなかった。尻の部分がすり減って中が現われたズボンと、塩気がついて乾いた上着を見てのことだ。船長を除き、防寒服もなかった。
24日、関係当局によれば北朝鮮船員の大部分は顔と手足が凍傷にかかっていたものと診断された。酷寒と波を避けることができないはしけ船水準の小さな船舶に7人が乗ったまま冬の海を流れていたからだ。