北朝鮮の外交官、アグレマン拒否され、密輸容疑まで…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.23 13:26
外交官に対する駐在国の承認措置「アグレマン」が拒否される屈辱、さらに大使追放という事態も経験している。1月に駐独北朝鮮大使に赴任したパク・ナムヨン氏は2人の大使候補が拒否された後、9カ月ぶりに何とか承認を受けた。不法行為で昨年初めに外交官2人が追放されたうえ、情報機関の幹部を大使として派遣しようとしたのをドイツ当局が問題視したという。エジプト駐在のパク・チュンイル北朝鮮大使は昨年11月、国連の対北朝鮮決議に基づき旅行禁止対象となり、マ・ドンヒ大使に席を譲った。外交官としての活動が事実上終わったのだ。
昨年11月に米国の特別制裁対象になったミャンマー駐在のキム・ソクチョル北朝鮮大使も9年間の生活を終えて事実上追放された。制裁対象の朝鮮鉱業開発会社(KOMID、チャングァン貿易)の活動を支援したという理由のためだ。